セキログです。
ようやく日本でもVision Proが発売されましたね。(2024/06/28)
当初アメリカで発表された時に勢いで記事を書いていました笑
正直、欲しい熱がぶち上がることも、だんだんと気持ちが萎えていくこともありました…。
あれ?Vision Proいらなくね?装着した見た目もダサいし…。
えっ、重いの!?どうしよう…。みたいなね。
結局デモ体験をする前に予約注文してしまい、Vision Proを手にしてしまいました。
ついに空間コンピューティングをこの手に!
Vision Pro開封から詳細まで
パッケージがデカすぎる
オンラインで注文し、届いた状態がこれ。大きいって。
さっすが65万円。高級感に全振りしている。箱を捨てられない質なので大きすぎる箱は困る………。
後ろにあるDELLのウルトラワイドモニターの箱なんてもっとデカいけど捨ててないよう………
ぅおおおおおおおおおおおおおおおおお!
さすがApple。全体的にプリダクトデザインが美しんだよな。手抜きを感じない。
ちなみに思ったより大きくなくて驚いた。
あっ、意外と小さいんですね🤔みたいな感じです。
周辺機器紹介
どこのメディアでも既出なのでサクサクっと。
説明書兼写真集
かなり気合の入った説明書。もはや写真集ばりの本気度を感じます。説明が書いていますがApple製品って説明書読まなくてもサクサク操作できてマジですごいと思う。
ライトシーリングと信者の布
顔まわりに密着するクッションを”ライトシーリングクッション”といいます。
通常で装着されているものよりも分厚い替えのクッションが同梱されています。私は分厚い方をつけてます。
素材感はとても柔らかく気持ちがいい。
Vision Proと印字されたクロスも付属。ガラス面に触れてしまうこと多いため専用クロスついてるのは助かる!
外付けバッテリー
まさかの外付けバッテリーかよおおおお!と嘆いている人も多いんだけど割と嫌いじゃありません。
バッテリー内蔵にならなかった点は残念ではありますが、この外付けバッテリー……質感えぐすぎる。
公式からモバイルバッテリーとして製品化して欲しいくらい最高のデザインです。
端子はVision Pro専用の独特な形状をしている。
バッテリーの持続時間は約2時間ほど
そして重い
みじけぇぇぇぇぇぇぇぇ!
が、バッテリーを充電しながら使っていれば無限時間使用できる。
とはいえ実はこの2時間…”2時間で十分”説あります。
ディアルループバンド
Vision Proに標準で装着されているものが、”ソロニットバンド”。2点で支える方式です。
その点デュアルループバンドは頭の天頂部にもバンドがついています。
3点で支えることになりますが正直意味をあまり感じません。
それと見た目が急激にダサくなるのもキツイです。
私は基本的にデュアルループバンドは使わず、ソロニットが至高と判断しました。
外せるかな?ともいつつ外せません。残念…。
細部まで美しいVision Pro
さて、Vision Proの美しボディは堪能できました。
ちなみ購入したモデルは512GBモデルです。
次からは2週間使ってみて感じた感想を吐露していきます。
Vision Proを2週間使ってみた正直な感想
ぶっちゃけ微妙だなーと思うところもあるし、これはスゲェ!と思うところもあります。65万円以上払っているのでなんだか”よく思うようにしたい”という気持ちは強いですがそれでも正直にぶっちゃけます。
使って感じたデメリット
おーーもーーすーーぎーーるーー(重めぇ!)
高性能にしすぎたせいか、素材も相まってフロントヘビィすぎる。純正のアクセサリーだけで2時間使うのはキツい印象。
30分は問題なし。1時間以上つけていると、頬への圧迫が強く、キツいです。
Appleにてデモの体験も行きましたが”30分のデモ体験”は本当にちょうどよく、キツさもないため購買欲は上がるなと感じた。
Vision ProのCMで映った”ソファで寝転んで映画をみるシーン”ですが、実際にやってみたところ、Vision Pro本体の重さが顔にのしかかり快適とはいえない体験であった。
約650gのガジェットの重さを全て顔で受け止める!キツすぎてわろた。仰向けでの映画体験はあまり現実的ではないですね。
アプリが少なすぎる
iPadのアプリも使えるようになったものの、自分が使いたいアプリは全く対応していない模様。
例えばGoogleフォトやAmazon(買い物)、SNS関連など(Xは対応済)割とスマホに入っているアプリはそこまで対応していないのが残念。
またアプリストアにも魅力的なアプリがあるとはまだ言えません。
キラーアプリが出ることを祈ります。
エイジングを促進させるかも?装着跡もなかなか
Vision Proは重たく、頬に乗りかかってくるため、人によってはほうれい線が気になってしまうかもしれません。
Xツイートでも”ほうれい線が濃くなったかも”なんて声も見かけました。
特に女性にとってはあまり喜ばしいことではないかもしれないですね。
現に妻もVision Proによるほうれい線問題は気にしていました。
原因は、こいつなんですけどね!
全ての元凶は”ライトシーリング”です。
こいつを外すことで顔への負担は全て解決します。
没入感は減少しますが仕事で使うならまずいらない。外して使うのが吉。
ちなみに顔に装着跡もちゃんとつきます。全てはライトシーリングのせい!
2時間しか持たないバッテリーはデメリットではない
最初は”2時間しか持たないのか〜”なんて思いましたが、使ってみると問題ないことに気づきます。
これはライトシーリングをつけている前提ですが、頬への圧迫が辛すぎて2時間もつけれないからです。(個人の感想ですが、頑張れば2時間つけてられます。)
ディズニープラスを契約して『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』を見ましたが数分ごとに分割で見ました。30分、45分、40分など。
また、仕事でも使っています。(オフィスで使ってる)
バッテリーに関してはタイプCケーブルでバッテリーを充電しながら使用しているため駆動時間の問題はないです。
ただし線を複数繋いでいる状態なので移動には気をつける必要があります。
20000mAhのモバイルバッテリーをポッケに入れて繋ぎながら使うと事故がなさそう。
Vision Proの感動ポイント(メリット)
ここからはVision Proを使って感動したポイント=メリットを解説します。
環境モードがエグすぎる
Vision Proには”環境”という機能があり、最大360度を美しい絶景に誘うモードがあります。
この機能は毎回感動しています。
画面収録では画質が落ちてしまいますが、リアルで体験すると本当に綺麗。その場所にいるような感覚になり、映画やアニメ視聴、仕事などでも一瞬で超集中環境を作り出すことができる。
環境音も各環境ごとに用意されていて、空を見上げるとちゃんと雲が動いていたり………。
こだわりを感じる!環境万歳!環境万歳!
以下より各環境を動画で紹介します。
ヨセミテ
雪山です。ちなみに夜ver.のヨセミテは怖すぎます。
夜のヨセミテは遭難したかのような錯覚に陥ります。シロクマとか歩いてたらまじで凄いのに。今後に期待。
マウント・フッド★お気に入り
マウント・フッドが一番好き。
朝も夜も綺麗。(夜は少し怖さを感じる)
また、マウント・フッドではまれに雨が降るんですよね。
環境音もそれぞれあってライトモードでは鳥の囀り、ダークモードではカエルの鳴き声が聞こえてきます。
ムーン
月面着陸できます。音は何もないまさに宇宙空間。
ハレアカラ
こちらもなかなかにお気に入りの絶景ポイント。
ジョシュアツリー
サバイバルしてる気分になります。ライオンが出てきたら喰われてお終いでしょう。
ホワイトサンズ
実は夜ver.のほうが綺麗です。
以上が環境の紹介です。いかがでしたでしょうか?リアルで体験してみると結構刺さりますよ。
デモ体験すべき!
環境機能のデメリット
キーボードが完全に見えなくなるのは私の中で非常にデメリット。
ブラインドタッチができる人であれば問題ないですが、イマーシブ度をMAXまで上げてしまうと自分の手しか見えません…。
アップデートでどうにかなるのか?
自分が努力してブラインドタッチをできるようになるのか。
2択です。
漫画、アニメ、映画などのエンタメを大画面で体験できる
本当に映画館。音もめちゃいいです。ディズニープラスの一部映画にはIMAXと同じ比率で見れるオプションも付いていたりします。
重さがなければ本当に快適なんだけどな〜
Kindleでいつも漫画を読むのですが、こりゃまたどデカい画面での漫画体験は
「めちゃ読みやすい!」
好きな場所に配置できて、絶景の中漫画読んだり、Xできます。(大したことしてなくて草)
3D映画が見れるDisney+が思っていた以上に良かった
せっかくVision Proを購入したのだから一回課金してみるか…と思い、Disney+を契約。
Disney+オリジナルの”環境機能”がスゲェ!
Vision Proの感想では一部語彙力を失うことがございます。
環境①:ディズニシアター
個人的に一番好き。
Disney+の環境を使用してコンテンツを視聴する場合は、画面は固定になり、ガチ映画館化します。
各環境ちゃんと暗くなります。
例えば場所によっては夜になったり。
環境②:アベンジャーズタワー
2番目に好きな環境。マーベル好きならたまらないのではないか。
後ろを振り向くとそこにはあのガントレットが………!
左にはハルクバスター!かっこよすぎます。
環境③:絶叫フロア
どうやらモンスターズインクらしい。この環境を使っての映画視聴はまだしてませんがあまり刺さらない🤔
環境④:惑星タトゥイーン
スターウォーズ!本当に乗っているような感覚があり、そして絶景。素晴らしい。
環境に関しては本当に素晴らしくて、毎回「おお…すげぇ」となるのでもっといろんな風景を増やしてほしいところ。
没入感半端ないです。
Macを繋げてどこでも大画面で仕事ができる
Macと繋ぐことができるので仕事にも使えています。ブラウザはChrome。
実際に見る画面はMacのディスプレイより綺麗で、仕事が捗ります。
しかし重いので、仕事をする時はライトシーリングを外して作業すると負担が消え、快適に。
デメリットだと感じるのは、動作がカクツクことが多い。無駄なタイムロスを生み出してしまうこともあります。
Vision Proに繋げるとそうなってしまうんですよね。Safari使えってことか!?
そんなの無理ぃぃぃ
あとは仕事でダントツ使用率No.1のSlack。
アプリもあるんだけどやっぱりデスクトップアプリが最適解すぎて、スマホ/iPadアプリのSlackは全然使いません。
アイトラッキングとかで誤爆した暁には………。
SafariだとGoogle meatが使えない点も私の中ではもどかしいポイントです。
基本的にはChromeを仮想デスクトップで使っています。
音が良すぎる
Vision Proの音舐めてました。メチャクチャいいです。
こんなちょろっとした所にあるスピーカーからあんな素晴らしい音が出るなんて………と思うくらい良き。
また、全てが”空間オーディオ“になります。
例えばAirPods MAXなどを使い、Apple Musicで音楽を聴くときに空間オーディオ対応の音源じゃないと空間オーディオを体験することはできません(多分)
その点Vision Proは全てが問答無用で空間オーディオになります。
映画も自分の右側に配置すれば右側から聞こえ、画面を遠くに配置すると声が小さくなり、近づけると声が大きくなります。ビデオ通話でも同じです。
いや〜、素直に感動してる。
Vision Pro|まとめ
現状はコンテンツでの楽しみ方がメインで、仕事で使うとしたらサードパーティ製のヘッドバンドアイテムを使い、ライトシーリングなしで運用するのが最適解だと感じています。
重さだけは本当にきついです。その点は注意しましょう。
プロダクト自体は美しく、すでに愛着が沸いていますが、まだまだ荒削りなところがありますね。
今後のアプデに期待です。
65万円の価値があるのかは正直わかりません笑
割と後悔はしていない。
他にもAppleが用意したイマーシブコンテンツもあり結構面白いですよ。
2週間ほど使ってみてまず思うこととしては………
あっ、動画見るならVision Proで見よう。
と変化したこと。いつもならMacBookやウルトラワイドモニターで見ていたのに、重くてもVision Proで見るようになりました。
それほど視聴体験が優れているんでしょう。
ただ仕事では毎日使っていません。
MacBook Airをそのまま使っていた方がストレス0です笑
仕事ではたまに使う程度にしています。(そもそもそんな大画面必要か!?)
もっといろんな可能性がある商品なはずなので今後の進化にも注目!
補足:ヘアワックスをつけた状態でVision Proを装着するのはベッタベタになってきついから、ジェルがおすすめです。
とても長くなってしまいましたが読んでいただきありがとうございます。
私はこれからサードパーティ製の商品を買い漁り、ケースなども揃えていきます。
買ってからもお金がかかり続けるのがApple Vision Pro
地獄だけど楽しぃぃぃぃぃ!
てわけでワクワクするガジェットを引き続き探求していきます。
コメント