MAONO PD200W Hybridレビュー|COMICAと音質比較、乗り換えた理由

MAONO PD200W Hybrid ダイナミックマイク

どうも、セキログです。

今回は、ワイヤレスでも使えるダイナミックマイク「MAONO PD200W」をレビューします。

YouTubeを始めてからいくつかのマイクを使ってきましたが、現在はPD200Wをメインのアフレコ用マイクとして使っています。

これまではCOMICA EJoy D10 Proを使っていましたが、実際に聴き比べてみると、PD200Wのほうが声の輪郭がはっきりしていて好み。

ということで、いよいよ乗り換えました。

2.4GHzワイヤレス・USB-C・XLRの3つの接続方法に対応しているので、動画のナレーション収録からオンラインミーティングまで幅広く使えるのも特徴です。

もちろん、実際に使ってみて気になったところもあります。

この記事では、音質や使い勝手、COMICA EJoy D10 Proとの違いも含めて詳しく紹介します。

セキログ

マイクってちゃんと違いがあって面白い。

MAONO Japan様よりご提供いただきました。

目次

MAONO PD200Wの特徴

MAONO PD200Wの特徴は以下。

  • 2.4GHzワイヤレス・USB-C・XLRの3つの接続方法に対応
  • 30mmダイナミックカプセルを搭載し、48kHz/24bitで収録可能
  • 弱・中・強の3段階ノイズ低減に対応
  • Maono Linkでゲイン・EQ・リバーブなどを細かく調整可能
  • 最大60mのワイヤレス通信と最大60時間のバッテリー駆動に対応
セキログ

これまで使っていたCOMICA EJoy D10 Proもワイヤレス対応だったが、一度この使い方に慣れると有線だけには戻りづらい。

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スペック|MAONO PD200W

詳細スペックが気になる人はクリックで展開!

MAONO PD200W Hybrid|詳細スペック
製品名
MAONO PD200W Hybrid
マイクタイプ
ダイナミックマイク
指向性
カーディオイド
カプセル
30mm ダイナミックカプセル
接続方式
2.4GHzワイヤレス / USB-C / XLR
サンプリングレート / ビット深度
48kHz / 24bit
周波数特性
50Hz〜16kHz
S/N比
82dB
最大音圧レベル
128dB SPL
ゲイン調整範囲
0〜+36dB
ノイズ低減
3段階(弱 / 中 / 強)
モニタリング端子
3.5mmヘッドホンジャック
バッテリー
2,600mAh / 3.7V(9.62Wh)
バッテリー駆動時間
約38時間(RGBオン) / 約60時間(RGBオフ)
ワイヤレス通信距離
最大60m(見通し環境)
充電
USB-C / 5V・1A 最大
専用ソフト
Maono Link

※数値はメーカー公称値。バッテリー駆動時間やワイヤレス通信距離は使用環境によって異なります。

外観・付属品をチェック

ブランドカラーのイエローがアクセントになっているパッケージ。
サイズはそこそこで、箱は結構ずっしりしている。

開封・付属品

・MAONO PD200W Hybrid 本体
・USB-Cワイヤレスレシーバー
・USB-A / USB-C to USB-C 2-in-1 データケーブル(映っていません)
・USB-A / USB-C to USB-C 2-in-1 アダプターケーブル
・マイクスタンド
・取扱説明書

セキログ

マイクアームバージョンもあります。

そしてこのマイクスタンド、結構重たい。

本体デザイン・質感

PD200W本体とマイクスタンドを組み立てる。

こう、なんというか、マイクの佇まいって…いいな。

本体は金属製。

手に持ってみてもかなりしっかりした作りで、安っぽさは感じない。

マイク先端にはフォームウインドスクリーン。

ふかふかしたスポンジタイプで、息や風によるノイズを抑えてくれる。

アフレコでは息がマイクに乗ることもあるので、個人的には最初からこのタイプなのはありがたい。

フォームウインドスクリーンを外すとRGBの発光部分がかなり大きく見えるが、実際にはほとんどがウインドスクリーンで隠れる。

使用時に見えるのは細いライン状のRGB。

ゲーミング感が強すぎず、このくらい控えめな光り方のほうが個人的には好み。

ちなみにマイクとスタンドを合わせると約1kg。

普段はマイクアームを使うことがほとんどだが、スタンドで使っても重量があるぶん安定感はかなりある。

ボタン・端子類

マイク上部にはゲイン調整ノブ、モード切り替えボタン、ミュートボタン。

操作自体はかなりシンプル。

ただ、このゲイン調整については少し気になるところもあったので後ほど触れる。

底面には接続端子類のほか電源/RGBボタン。

3つの接続方法に対応

PD200Wの接続方式は3つ。ワイヤレスも有線も自分のスタイルにあった方法で使える。

2.4GHzワイヤレス

PD200Wには専用の小型レシーバーが付属する。

これをPCやスマホなどのUSB-Cポートに挿せばワイヤレスで使用可能。

これがやっぱり便利。

実際に使っていて、ワイヤレスだから明確に音が悪いと感じることもなかった。

ケーブルを気にせず使いたいときは、基本このレシーバーを使っている。

USB-Cでも接続できる

USB-Cによる有線接続にも対応。

実はアフレコ収録では、この使い方が一番多い。

ワイヤレスとの音質差が明確にわかるほどではないが、アフレコ中は基本的にデスクから動かないので、そのままUSB-Cで繋いで使っている。

逆にケーブルが邪魔なときはワイヤレス。

この2つを用途によって使い分けられるのがPD200Wの便利なところだ。

XLRにも対応

さらにXLR接続にも対応。

今回はMAONOからXLRケーブルも提供いただいた。

私自身は普段XLR環境を使っていないため、今回は接続できることの確認まで。

XLRで使用する場合はオーディオインターフェースなどが必要になるが、今後そういった環境へ移行しても同じマイクを使い続けられる。

セキログ

環境構築の手軽さが僕にとって一番重要ではあるが、XLR接続にすると実際に音がどう変わるのかはかなり気になっている。

Maono Linkで細かく設定できる

MAONOには「Maono Link」という専用アプリもある。

変に会員登録させられることもなく、PD200Wを接続するとすぐに認識。

こういうソフトは初期設定で面倒なことも多いので、これはかなり使いやすかった。

ゲインや音質を調整

後述するが、PD200WはMaono Linkも一緒に使ったほうが良いと感じる部分がいくつかあった。

特にゲイン調整。

アプリ上にはマイクとの距離の目安も表示されていて、0〜10cm、11〜30cmといった距離に合わせてゲインを調整しやすい。

たとえばゲイン12なら11〜30cmあたり、といった目安がひと目でわかる。

マイクに詳しくなくても設定を決めやすいのはありがたい。

3段階のノイズ低減

Maono Linkではノイズリダクションも設定できる。

設定は、

・Slight
・Moderate
・Aggressive

の3段階。

今回は真横にサーキュレーターを置き、最大風量で回した状態でそれぞれ録音してみた。

一番控えめなSlightでもかなりノイズを抑えてくれる。

室内で使うぶんには、個人的にはSlightくらいで十分そう。

Moderate、Aggressiveと強くするほどノイズは消えていくが、そのぶん声まで少し削られたり、処理されたような音に感じる場面もあった。

できるだけ自然な声で録りたいなら、必要以上に強くしないほうが良いと思う。

その他、RGBなどの設定も可能。

Maono LinkはUSB-C接続、または対応するワイヤレスレシーバー経由で利用できる。

ゲインやノイズリダクションなど、アプリで確認したほうがわかりやすい項目も多いので、PD200Wを使うなら一度はインストールしておくのがおすすめ。

実際に録音して音質を比較

これまで使っていたCOMICA EJoy D10 Proと、同じ環境で声を録音して比較してみた。

どちらもダイナミックマイクで、48kHz/24bitの収録に対応している。

聴き比べてみると、PD200Wのほうが声の輪郭がはっきりしていて、全体的にクリアな印象。

特にアフレコでは声が少し前に出てくるように感じ、自分はこちらの音のほうが好みだった。

もちろん、並べて一度聴いただけでは「全然違う!」というほどではない。

ただ、最近公開しているYouTube動画はほとんどPD200Wで録っていて、最初に編集したとき「あれ、前より聞こえやすくなったな」と感じた。

その小さな違いが、乗り換えた一番の理由。

MAONO PD200W Hybridの録音サンプル

COMICA EJoy D10 Proの録音サンプル

セキログ

最初に聴いたときは違いを結構感じたけど、改めて同じ条件で比べると「かなり違う!」というほどではないかな。

ノイズリダクションを試す

続いて、ノイズリダクションを実際に比較。

真横でサーキュレーターを最大風量で動かした状態で、

OFF
Slight
Moderate
Aggressive

を順番に試している。

文章で説明するより実際に聴いたほうが早いので、以下の録音を確認してほしい。

うるさい風の音をしっかりと抑制していることがわかるが、やはり、強くすればするほど自然には聞こえなくなる。

ちなみに、ワイヤレス接続でノイズリダクションをAggressiveに設定したあと、レシーバーを外してUSB-Cの有線接続に変更してみたが、設定はそのまま引き継がれていた。

セキログ

個人的にはSlightくらいがちょうどいい感じ。

COMICA EJoy D10 Proから乗り換えて感じたこと

COMICA EJoy D10 Proもかなり気に入って使っていたマイクだ。

ワイヤレス・USB-C・XLRに対応し、48kHz/24bitで収録できるなど、PD200Wと共通する部分も多い。

なので、機能だけを見れば「絶対にPD200Wへ乗り換えたほうがいい」というほどではないと思う。

それでも自分がPD200Wへ乗り換えた一番の理由は、やっぱり音。

実際にアフレコで使ってみると、PD200Wのほうが声の輪郭がはっきりしていて、自分の声にはこちらのほうが合っていると感じた。

Maono Linkでゲインやノイズリダクションを確認しながら調整できるのも便利。

一方で、操作性についてはCOMICAのほうが好きな部分もある。

EJoy D10 Proはゲインが4段階の物理スイッチ式で、レシーバーも本体に収納できる。

このあたりは今でもCOMICAのほうが使いやすい。

すべてがPD200Wのほうが優れているわけではない。

それでも、マイクで一番大事なのは結局録れる音。

そこが自分の好みに合ったので、現在はPD200Wをメインで使っている。

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MAONO PD200W Hybridの気になったところ

もちろん、使っていて気になったところもある。

本体だけではゲイン量がわかりにくい

本体側のゲイン調整には明確な数値表示がない。

ノブを回すとRGBの明るさが変化するものの、現在どのくらいのゲインになっているのかは少しわかりづらい。

アプリを使わない場合は、録音ソフト側のメーターなどを見ながら合わせることになる。

個人的には数値を表示するか、カチッ、カチッと段階的に回せるノブだともっと使いやすかった。

その点、Maono Linkを開けば現在のゲインを数値で確認できる。

自分は本体側のノブで調整しながら、アプリで数値を確認する使い方が一番わかりやすかった。

COMICA EJoy D10 Pro

これまで使っていたCOMICA EJoy D10 Proは4段階のスライドスイッチ式。

細かく調整できるのはPD200Wだが、直感的なわかりやすさではCOMICAのほうが上。

ここは次モデルで改善してほしいところだ。

ワイヤレスレシーバーを収納できない

もうひとつ気になったのが、ワイヤレスレシーバーの収納。

COMICA EJoy D10 Proは、使用しないレシーバーをマイク本体に差し込んで収納できる。

これが地味に便利だった。

対してPD200Wには収納場所がないので、使わないときは別に保管しておく必要がある。

レシーバー自体がかなり小さいので、紛失防止を考えても本体側に収納できるとなお良かった。

MAONO PD200W Hybridはこんな人におすすめ

PD200Wは、YouTubeのアフレコやゲーム配信、ポッドキャストなど、自分の声をPCやスマホで収録することが多い人に向いている。

特に便利なのが、ワイヤレス・USB-C・XLRを用途に合わせて使い分けられること。

普段はUSB-Cでデスク収録、ケーブルが邪魔ならワイヤレス。

今後オーディオインターフェースを導入したくなったらXLRも使える。

最初から接続方法をひとつに決めなくていいのは、このマイクの大きなメリットだと思う。

Maono Linkを使えばゲインやノイズリダクションも視覚的に調整しやすいので、マイクの設定にそこまで詳しくない人でも扱いやすい。

自分のようにYouTubeのアフレコ用マイクを探しているなら、かなり相性のいい製品だと思う。

まとめ|アフレコ用マイクをPD200Wに乗り換えた

今回はMAONO PD200W Hybridをレビューしました。

ワイヤレス・USB-C・XLRの3つに対応し、Maono Linkからゲインやノイズリダクションまで細かく設定できる、かなり使い勝手のいいダイナミックマイクです。

そして何より、自分が一番気に入ったのは音。

これまで使っていたCOMICA EJoy D10 Proも良いマイクでしたが、実際にアフレコで使い比べてみると、PD200Wのほうが声の輪郭がはっきりしていて自分の好みに合っていました。

その結果、現在はPD200Wへ乗り換えてYouTubeのアフレコに使っています。

まぁ、見た目が好きでもある。

もちろん、本体だけではゲイン量がわかりにくかったり、ワイヤレスレシーバーを収納できなかったりと惜しいところもあります。

このあたりはCOMICAのほうが使いやすかったです。

それでも、最終的にマイクを選ぶうえで一番重視したいのは録れる音。

今後のセキログの動画でも、しばらくこのPD200Wを使っていく予定です。

セキログ

マイクって一体、金額によってどれだけ違いがあるのだろう…。
色々試してみたいところ。

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